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Jev の料金・モデル ID・レート制限・入力上限

Jev の料金は入力100万トークンあたり $0.042、出力は無料。モデル ID とエイリアスの違い、レート制限、64k / 32k の入力上限の意味を公式の記述に沿って整理する。

Jev料金モデル

Jev の料金は入力 100 万トークンあたり $0.042、出力トークンは無料です。以下はすべて公式の Models ページの記述(2026-09-21 時点)に基づきます。公式自身が「レート制限は予告なく変わる」と断っているので、本番に入れる前に必ず原文を確かめてください。

現行モデル

項目
モデルJev 1.13(ID: jev-1.13.0
料金入力 10 億トークンあたり $42 = 100 万トークンあたり $0.042。出力は無料
レート制限毎秒 250,000 トークン / 毎分 1,200 リクエスト
入力上限1リクエスト 64k トークン。うち state + 最も長い質問1つで 32k トークンまで
入力の種類テキストのみ(文字列、JSON オブジェクト、テキストの配列)。画像・音声・動画は不可

料金の感覚をつかむ

手元で実行したリクエスト(短い問い合わせ文 + 質問3つ)の usageinput_tokens: 435 でした。この大きさなら、100 万回呼んで入力は 4.35 億トークン、約 $18 です。

質問を足しても state は1回しか読まれないので、同じ state に聞きたいことは1回のリクエストにまとめるほうが安く、速くなります。

トークン数は state と質問の長さで決まります。見積もるときは、実際のデータで数回呼んで usage.input_tokens を見るのが確実です。

エイリアス

指定する名前現在指している先意味
jev-latestjev-1.13.0最新の安定版。公式 SDK の既定値
jev-previewjev-1.13.0最新のリリース(安定版とは限らない)。現在はプレビュー版が無く、jev-latest と同じ

エイリアスは新しいリリースで指す先が動きます。自分の側を何も変えなくても、答えが変わり得るということです。

  • レスポンスの model には、実際に答えたバージョン ID(例: jev-1.13.0)が入る。ログに残しておくと、どのバージョンの結果かを後から追える
  • 確信度のしきい値を調整済みの処理は、バージョン ID を固定し、自分の都合のよいときに新しいバージョンへ移る

使えるモデルの一覧は GET https://api.typesafe.ai/v1/models で取れます。現在はエイリアスだけが並びますが、jev-1.13.0 のようなバージョン ID は一覧に無くても model に指定できる、と書かれています。

入力上限の「64k」と「32k」

2つの数字は別のものを測っています。

  • 64k: stateすべての質問の合計
  • 32k: state最も長い質問1つの合計

Jev は state を1回読み、各質問をそれに対して並列に評価します。だから質問をたくさん積むと 64k の側に、state が大きいと 32k の側に先に当たります。

なお、Vercel AI Gateway と OpenRouter のモデル一覧では上限が 32K と表示されています。経由するサービスによって見え方が違うので、大きな入力を送る前に自分の経路で確かめてください。

上限に収まっていても、state に判断と関係のない内容が多いほど精度は下がる、と公式は書いています。先にコードで絞り込んでから送ります(Jev が苦手なこと)。

レート制限を超えたとき

どちらかの上限を超えると 429 Too Many Requests が返ります。サーバー側が混んでいるときは 529 Overloaded です。どちらも、すぐに再送せず、間隔を指数的に広げながら再試行します。公式 SDK は既定でこれを行い、retry-after ヘッダがあれば従います。REST を直接呼ぶ場合は自分で実装します(REST API の使い方)。

公式は、需要が非常に大きく上限を動的に調整している最中であること、より高い上限はカスタム/エンタープライズ契約で提供することを明記しています。

カスタマイズはできない(重みの側では)

Jev は顧客ごとのファインチューニングや LoRA に対応していません。全アカウントが同じ重みを使います。自分の領域に合わせる手段はリクエストの側にあります。

  • 自社のデータ・参照資料は state に入れる → state の設計
  • 領域のルールや境界の例は、質問の instructionscriteria に書く → 3つの質問タイプの書き方
  • 大きな判断は小さな質問に分け、結果をコードで組み合わせる

言語とデータの扱い

  • 言語: 学習の主言語は英語で、精度が最も高いのも英語。日本語を含む CJK も扱えるが同等ではない。非英語の用途では自分のデータで試し、確信度に注意すること、と書かれています
  • データ: 顧客のリクエストとレスポンスはモデルの学習に使われない、と書かれています。データ処理契約(DPA)、プライバシーポリシー、エンタープライズ向けのゼロデータ保持(ZDR)は公式の Legal を確認してください

よくある質問

出力トークンに料金はかかりますか?

かかりません。課金されるのは入力トークンだけです。レスポンスの usage には output_tokens も出ますが、料金の対象ではありません。

jev-latest と jev-1.13.0 のどちらを指定すべきですか?

試すだけなら jev-latest で構いません。確信度のしきい値を特定のバージョンで調整した本番の処理では、jev-1.13.0 のようにバージョンを固定することが公式に勧められています。エイリアスは新しいリリースで指す先が変わり、同じ入力でも答えが変わり得るためです。

無料枠はありますか?

公式の Models ページには無料枠の記述がありません(2026-09-21 時点)。分からないことは書かない方針なので、このサイトでは「記述なし」とだけ記します。

出典・参考リンク

  1. 一次情報 Models
  2. 一次情報 API reference
  3. 一次情報 Vercel AI Gateway: Jev
  4. 一次情報 OpenRouter: TypeSafe